お店の味!うまいチャーハンの作り方【白飯編】
2020/06/05 料理 閲覧時間: 約 3分5秒
チャーハン用のご飯を作る手順を紹介します。このご飯を使うとパラッパラで舌触りのいいチャーハンに仕上がりますよ。
材料
新米または比較的新しめの米 440g
水 440g 360g
酢 20g
酒 30g
オリーブ油 10g
作り方
米を洗う
米は洗ったあと水を切りしばらく(30分程度)置きます。
材料の各分量を炊飯釜に入れてよくかき混ぜる
洗った米、水、酢、オリーブ油、酒を炊飯釜に入れてかき混ぜます。特にオリーブ油が細かく分散するよう、また米を傷つけないように混ぜます。混ぜ終わったらまたここで30分ほど置きます。
少し置いてから炊飯スタート
30分ほど置いたら炊飯器にセットして炊飯スタート。置くのは長すぎてもダメで、最長でも2時間以内にすること。焦げやすくなります…
炊きあがったら蒸らして少し置く
通常のお米と同じように炊きあがったら蒸らしてそのまま少し置きます。適当でかまいません。
ラップに包んで冷凍
今回このレシピの分量では約900g分の白飯ができます。それを1食分の分量(わが家は200~300g)を測ってラップに包んで冷凍します。
米に対しての各材料の分量は正確に測りましょう。おいしいチャーハンを作るために何回も試行錯誤して得た数値です。もし米の分量を変更したい場合は下記の比率を参考に水分量の調節をしてください。
米:水分(水・酢・オリーブ油・酒) = 1:1.3
米を研いで洗ったときの水分吸収についても考慮する必要があります。440gの米を給水&研いで30分置くと約520gになり、約80gの水分が吸収されます。ですので、この80gも考慮して上記の比率にあてはめると、
米440g:水分497g(水80g+357g・酢20g・酒30g・オリーブ油10g)= 1:1.3
ということで、研いだあとに実際に足す水の量は357gになります(レシピ分量ではわかりやすく360gにしています)。
また新米・古米の違いによってこの比率を変える必要もあります。基本的には「コシヒカリ」の新米あたりを基準に1:1.3とし、米が古くなるほど水分量を増やします。さらには米の銘柄の違い…
そこまでやってられんわーっていう方は、炊飯器に入れるまでに、
米を洗う⇒30分置く⇒水・酢・酒・オリーブ油を入れる⇒30分置く⇒炊飯スタート
のスタイルを貫きながら、出来上がったご飯の様子を見てざっくり水の量を調節するぐらいでいいと思います。どちらかというと水分が少なすぎるよりはまだ、ちょっと多めぐらいが無難です。少なすぎると米に芯が残ったようになり噛み応えが非常に悪くなりマズくなります!
それに多少粘り気があったとしても鍋振りの段階で何とか調整できるかもしれません。使っている炊飯器の性能の違いもありますし、流動的要素が多いのでいつもいつもきちんと正確に炊けるのは難しいでしょう。
でもこの調整がビシって決まると、びっくりするぐらいパラッパラのくせに噛むとしっとりしたチャーハンができちゃうんですよ・・・だからやめられないw
できあがった白飯を見ると、ふつうに炊いた白飯との違いがよくわかると思います。酢の匂いがきつく、そしてすでに触った感じがパラパラとしているはずです。これがチャーハンになると酢の匂いが消え、油を吸収しておいしいご飯粒へと変化します。
お酢が入っていますので冷蔵でもわりと長持ちしますが、ふつうのご飯とは違ってほぼチャーハンにしか使えませんから、いつ作るかわからないようでしたらすぐに冷凍してしまいましょう。
わが家では半年くらい前の冷凍ご飯でもおいしくチャーハンにできましたが、ほんとはもっと早く食べたほうがいいかもw
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