お店の味!うまいチャーハンの作り方【準備編】
2020/06/05 料理 閲覧時間: 約 4分9秒
素人でも工夫しだいでお店で出てくるようなおいしいチャーハンが作れる!
そのためには下準備が必要です。作り出す前のこの準備段階での工夫が全てと言っていいくらいとても重要です。
道具の準備
ものすごくおいしそうで綺麗な写真付きで「ふつうのフライパンで、家庭用のガスコンロでもプロのチャーハンが作れ…(略」というレシピがよくありますが、何度だまされたことか・・・
「ウェイパ―?鶏がらスープの素?・・・基本的に味違うぞ・・・」
「黄金チャーハン?・・・パラパラだけどなにこれ、卵味の焼き飯?・・・」
はっきり言います。素人には無理です。あらゆるレシピと方法を試しましたが、少なくとも私には、道具を変えずに自分の舌を満足させるほどのものを作ることはできませんでした。私はチャーハンが作りたいんです。焼き飯じゃないんですww
たぶん、道具を選ばず出来るのはプロとか熟練者ぐらいなのでしょう。
素人だからこそ道具は選びましょう
せめて鉄鍋とおたまぐらいは揃えましょう。逆に言えばこれさえあれば大丈夫ですし、ここで紹介するのは中華鍋と中華おたま使用前提でのレシピになります。
一度買えば手入れしだいでずっと何十年も使えますし、「本気でおいしいチャーハンを作りたい!」という情熱があるなら、安い買物だと思いますよ。鉄鍋を使うだけで、今までの苦労はなんだったんだ・・・というぐらい、理想のチャーハンに飛躍的に近づくことができます!!まだ持っていないという方は下記を参考にご準備ください。
うちで使ってる道具の紹介。
ド定番の山田工業所の中華鍋ですね。チャーハン以外でも活躍できる大きさでちょうどいいです。アマゾンで買いました。新しく買ったときは使い始めに空焼きをしておきましょう。
プロが厨房で使うような柄の長さは使いづらいと思います。長くてもこれ以下のもの、いやもっと短くていいかも。うちで使ってるのは近くのホームセンターで買った柄の部分の長さ27cm、直径9.5cmぐらいの中華おたまです。
うちのガスコンロは家庭用のものですが、Siセンサーがついていて高温になると弱火になったりします。センサー解除ボタンがついているので、解除して強火にして使っています(ただしそれでも熱くなりすぎると弱くなったりします)。強火がある程度維持できるなら、どんな家庭用ガスコンロでもいいと思います。
食材の準備
中華鍋と中華おたまが揃ったら次は食材の準備です。必要な食材は以下のとおり。
<材料(1人前)>
- サラダ油(油返し) 大さじ5程度
- ネギ油 ※下記参照 大さじ1.5
- チャーハン用白飯 ※下記参照 250~300g
- 卵 2個
- 水 大さじ1
- 肉 適量(なくてもよい)
- 味の素 ※下記参照 小さじ0.5
- 塩 ひとつまみ
- コショウ 小さじ0.3~0.5程度
- 白ネギ 粗みじん切り 1/4本
- 醤油 小さじ0.5弱
シンプルにご飯・卵・ネギだけでもじゅうぶんうまいチャーハンができます。
ただし、ご飯と卵とネギは基本ですが、素人は素人なりの工夫をしましょう。このレシピでは以下3つの工夫が必要です。お店チャーハンを作るためには欠かせません。
工夫1:ネギ油
炒めるときに入れるネギだけでは圧倒的に風味不足です。サラダ油のかわりにネギ油を使いましょう。ネギのにおいや風味でチャーハンがプロの味に近づきます。
ネギ油の作り方は下記で紹介しています。
工夫2:チャーハン用白飯
素人の鍋振りでもパラパラに仕上げるためには、使うご飯を工夫しておきましょう。お米にたいする水の量をちょっと少なめにして炊くことで、炒めるときに出る水分を抑えます。また、酢やオリーブオイルを足すことで風味を足します。
チャーハン用白飯の作り方は下記で紹介しています。
工夫3:白い粉
白い粉、いわゆるうま味調味料というやつです。
商品としてはいろいろありますが、私の場合は「味の素」を使っています。「いの一番」でもいいと思います。
うま味調味料に関しては使うこと自体に賛否両論ありますが、私は「チャーハンには使うけれどラーメンには使わない」主義ですw というか基本的に月に2~3回作るチャーハン以外ではまずほとんど使いませんね。反対に、チャーハンを作るときには絶対に欠かせません。
気になって仕方ない人は違うレシピでどうぞw
食材の準備が整ったら次は本番ですね。
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